「クレジット・ガイダンス」でローン審査はどう変わる?

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信用情報機関シー・アイ・シーが2024年11月28日よりクレジット・ガイダンスの提供を開始します。

シー・アイ・シーの発表内容(PDF)

もうご存じの方も、知らない方も、このプレスリリースになんの意味があるのか?今後どのような変化が起きるのか?私なりの解説をさせていただきます。

まず、クレジット・ガイダンスの導入の端的な所については以下になります。

今までは、
・カードやローンの契約状況と支払い履歴の他に、年齢・性別・勤務先・居住地等が総合的に信用情報に記載されていた

クレジット・ガイダンスでは、
・取引事実(支払状況、残高等)に基づいて、200~800点で表現したスコア形式を確認できる。

という内容になります。既存の信用情報システムが変わるわけではなく、スコアとして点数表示されてローン審査の基準が分かりやすくなります。自分自身がどのくらいの点数に位置するのか?がわかりやすくなるというのが皆さんにとってのプラスポイントです。

カードや銀行側が、「審査通過の基準が○○点くらい」と発表することはないと思いますが、点数が低いと感じる方は改善する必要が出てきますね。

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